年齢とともに増える足のトラブル。毎日の忙しい生活の中で、どのようにケアしたらよいのか悩んでいませんか?
かかとのがさがさやひび割れは、ほうっておくと大きな問題になることも。がさがさに気づいたら、保湿や保温などのちょっとしたケアが大切です。
本記事では、忙しい方でも簡単にできる、かかとのケアの方法を紹介します。足元から快適に、美しく過ごすためにぜひお役立てください。
がさがさかかかとの原因は?
かかとは体の部位の中でも乾燥しやすいパーツとして知られています。がさがさかかとになる原因はいくつか考えられますが、ここでは代表的なものを紹介します。
- 乾燥
- 体重による圧迫
- ターンオーバーの乱れ
かかとには皮脂腺がないために、皮膚の内部からうるおうことができません。
また、常に体重を支え圧迫されているため、他よりも刺激により角質が肥厚して固くなりやすくなっています。
固い角質は、角質層で生成する水分や脂質を十分にいきわたらせることができず、さらに乾燥しやすくなる悪循環につながります。
かかとには他の皮膚と同様にターンオーバー(再生能力)があり、本来新しい、やわらかい肌が維持できるはずです。
しかし冷えやストレス、疲れなどで血行が悪くなるとターンオーバーが滞り、古い角質が再生されず、固くがさがさになっていきます。
忙しいと「かかとにまで手が回らない」という方がいるかもしれませんが、乾燥をほうっておくと、ひび割れや出血といった思いもよらないトラブルにつながることがあるので注意が必要です。
かかとケアに大切なのは
水気をしっかりふきり足を温めること
かかとの冷えやがさがさを防止するために大切なのは、水気をふきとってから気になる主要部位を冷やさないことです。
お風呂の後はタオルに足を乗せて終わりにしていませんか?
水気をそのままにしておくと、水分が蒸発するときに、肌内部の水分も一緒に蒸発し乾燥しやすくなります。また蒸発する際に足を冷やすので、血流低下にもつながります。
乾燥や冷えを防止するためにも、入浴後は、足の指と指の間や足裏まで、やさしく丁寧にタオルでふきとりましょう。
肌は「適度な温度で温めると身体の内部か足もうるおう」との研究結果があります。水気をふきとった後には、ソックスなどをはいて足を温めることを意識しましょう。
乾燥が特に気になるときには、保温と同時に保湿剤を塗るとさらに効果的です。
がさがさかかとにかかとソックスが
おすすめの理由
かかとのケアをしたいけれど忙しくてとても無理……。そのようなときにはかかとソックスがおすすめです。
その理由について1つずつ解説していきます。
忙しくても履いて寝るだけの簡単ケアで潤い実感
先ほども説明したように、肌のうるおいを保つためには、適度に温めるのがポイントです。お勧めの温度は人肌より少し高い程度が最適で、高すぎる温度は逆効果になります。
かかとソックスの保温は、特殊な繊維と体温を利用した、ナチュラルな温かさです。温度が高すぎることなく体に不可のかからない自然な保温が得られ、心地よい履き心地を提供します。
乾燥がひどくなったときには保湿剤との併用や、保湿成分が含まれているジェルソックスなどを選択すると、さらにうるおい効果が期待できます。
睡眠を邪魔しない
「睡眠美容」ということばをご存じですか。寝ている時間に細胞は自らの体を修復していくので、良質な睡眠は肌のうるおいを導きます。
眠りにつくためには、体の中心温度を下げるのが重要で、そのためには手足の皮膚温度を上げ、熱を逃がす必要があります。
寝る瞬間に足元が冷えていて寝付きにくく感じた経験はありませんか。そのようなときには、足元を適度に温めると入眠しやすくなるかもしれません。
いくら足元を温めたくても、きつすぎたり熱がこもったりするソックスでは、かえって睡眠を妨げる可能性があります。適度にストレッチがきいて、つま先があいているかかとソックスであれば、しめつけや蒸れを防止して、ストレスなく眠れるでしょう。
保湿剤の吸収力アップ
かかとのがさがさを本格的にケアしたいと思ったら、保湿剤とソックスのW使いがお勧めです。
薬剤は皮膚の温度が上がると吸収しやすくなることがわかっていますので、保湿剤を塗った後にソックスで保温することによって、相乗効果が期待できるのです。
体調やシーンに合わせて活用
かかとソックスの利用は夜だけではありません。冷え性対策やかかとへの衝撃保護など、ご自身の目的に合わせて日中も活用できます。
オフィスや家での冷えがつらい方、ヨガやピラティスのおともなど、さまざまなシーンに役立つでしょう。
足首周りの大切なツボを守る
かかとソックスは足首まわりを温めるのにも適しています。足首周りには、月経不順や冷え症、婦人科系全般に効果があるツボが集中しています。
素足でいると気づかないうちに冷えてしまう足首を、ソックスだと手軽に温めることができます。
時間がある日に!かかとソックスに
ちょい足しケアでつるつる効果がアップ
最後に、つるつる効果をアップさせるケアについてご紹介します。忙しい日にはむずかしくても、かかとの乾燥がつらいときや週末のリラックスタイムにいかがでしょうか。
- 保湿剤
- マッサージ
お風呂でしっかりタオルドライした後は、保湿剤を塗ると乾燥を防止できます。足の裏だけでなく、指と指の間や爪のまわりにも塗ると、足全体がうるおって割れ爪の保護にもつながります。
しっかり塗った後に効果的なのはマッサージです。足裏やかかと、足の側面などをもむと血行が改善して、足裏全体のうるおいを導きます。時間がないときには足首を回すだけでもよいでしょう。
かかとソックスでつるつるかかとを目指そう
がさがさかかとが気になったら、早めのケアが大切です。入浴後に水気をしっかりふきとってからソックスなどで保温するのを意識するだけで、かかとの変化を実感できるでしょう。
かかとのひび割れなどの症状がつらくなったら、保湿剤と組み合わせることをおすすめします。保湿と温めることを意識して、つるつるかかとを目指しましょう。
LYKKEのお勧めかかとソックス
1)家事や日中のデスクワーク、スタジオレッスンなどの利用にお勧めなピュビケア「かかとソックス」
2)睡眠時のベットソックスとしてお勧めな「ジェルソックス」
内側に貼った弾力のある植物ジェルが温めながら保湿剤を効率的に吸収させ寝ている間に潤いのあるかかとを作ります。