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LYKKE

開発ヒストリー|アメリカで10年、日本で12年。一本のバームから始まったLYKKEのフットケア

アメリカで10年、日本で12年。

一本のクラックドヒールバームから始まった物語は、いま、LYKKE独自のフットケアへと広がっています。

アメリカ・オレゴンで生まれたバームが、2014年に日本へ。そこから12年、日本人の好みや暮らしに寄り添うために、処方、サイズ、香り、塗り方、マッサージ方法まで研究を重ねてきました。

これは、商品をつくって終わりではなく、足のケアを毎日の習慣にしていくための、LYKKEの開発ヒストリーです。

01|アメリカ・オレゴン。ひとりの女性の悩みから始まった

 

クラックドヒールバームの開発者メリンダは、長年、深いかかとのひび割れに悩んでいました。硬くなったかかとは、ときに血がにじむほど。外へ出かけることさえためらう日々だったといいます。

さまざまなフットケア製品を試しても、納得できるものに出会えない。そこで生まれたのが、「もっと納得できるものを、自分と同じ悩みを抱える人のためにつくりたい」という想いでした。

幼い頃から祖母に教わった石鹸づくりの知識と、オレゴン州立大学で化学を学んだ経験をもとに、研究は自宅のキッチンから始まりました。

02|約10年の研究。100種類以上の植物と、数えきれない試作

メリンダが大切にしたのは、成分選びでした。自身のかかとの経験に加え、繊細な肌を持つ愛娘の存在も、研究の大きな背景にありました。

候補となった植物は100種類以上。種類だけでなく、収穫時期、製法、品質、供給元まで一つひとつを確認し、安定した原料を届けてくれるパートナーを探しながら、試作を重ねました。

約10年の研究を経て誕生したのが、シアバターをベースに植物オイルを組み合わせた、水を使わない濃密な保湿バーム、クラックドヒールバームです。現在のクラックドヒールバームへと続く原点は、アメリカ・オレゴンで生まれました。

03|2014年、日本へ。第二章の始まり

2014年、クラックドヒールバームは日本へやってきました。

私たちが目指したのは、アメリカで生まれた製品をそのまま販売することではありません。日本のお客様に心地よく使っていただくこと、日本の暮らしの中で無理なく続けられること。そして、足のケアを特別なお手入れではなく、毎日の習慣にすることでした。

お客様に商品を届け、声を聞き、一人ひとりの足の悩みと向き合う。その積み重ねから、日本での新しい研究が始まりました。

04|「いいもの」から「続けられるもの」へ

どれほどよいものでも、使い続けられなければ毎日のケアにはなりません。

日本人の好みやライフスタイルに合わせて処方を見直し、手を汚しにくく、気になったときにさっと使えるスティックの特徴を生かしながら、使うシーンに合わせたサイズを考えました。朝や夜、その日の気分に合わせて楽しめる香りも開発しました。

目指したのは、特別な日に頑張るフットケアではなく、毎日無理なく続けられるフットケア。現在の「片足10秒」というシンプルなケアスタイルにも、この考え方がつながっています。

05|2020年、日本製造への挑戦

2020年、アメリカで製造されていたクラックドヒールバームを、日本で製造するためのプロジェクトが始まりました。

製造場所が変われば、原料や設備、工程だけでなく、テクスチャー、硬さ、伸び、塗り心地にも違いが生まれます。大切にしたのは、メリンダが約10年をかけて築いた原点を受け継ぎながら、日本人の好みや暮らしに、より細やかに寄り添うことでした。

日本の製造現場で試験と調整を繰り返した期間は約1年。原料、処方、硬さ、伸び、使用感を一つひとつ確かめ、日本での新しいクラックドヒールバームをつくり上げていきました。

06|2021年、日本製クラックドヒールバーム完成

約1年間の製造試験を経て、2021年、日本製クラックドヒールバームが完成しました。

それは、アメリカで生まれた製品を単に日本で再現することではありません。アメリカで約10年をかけて生まれた原点と、日本で積み重ねてきた経験をひとつにする、新しいスタートでした。

日本製になったあとも、開発が終わったわけではありません。お客様の声や使い方を見ながら、サイズを見直し、新しい香りを生み出し、暮らしの変化に合わせて少しずつ進化を続けています。

07|商品だけではなく、「使い方」も開発する

日本で育ててきたのは、クラックドヒールバームという商品だけではありません。

  • どこに塗るのか
  • どのくらい塗るのか
  • どのタイミングで使うのか
  • どうすれば無理なく続けられるのか

かかとだけでなく、足裏をどのように保湿していくのか。バームを使った塗り方や、足をいたわるマッサージ方法など、製品を毎日の暮らしに取り入れるためのケア方法も研究してきました。

「何を使うか」から「どうケアするか」へ。そして「どうすれば続けられるか」へ。一本のバームから始まった研究は、LYKKE独自のフットケアメソッドへと広がっています。

08|長く育ててきた一本に、2つの評価

長く育ててきたクラックドヒールバームは、2025年にフットヘルスアワードで最優秀賞を受賞。さらに2026年には、YOGA JOURNAL AWARDで大賞を受賞しました。

アメリカで生まれ、日本の暮らしの中で育て続けてきた年月。クラックドヒールバームは、単なるかかとの保湿アイテムから、LYKKEのフットケアを象徴する存在へと成長しました。

09|かかとから、「足」そのものへ

日本でお客様の足と向き合い続ける中で、私たちは気づきました。年齢を重ねると変わっていくのは、かかとの乾燥だけではありません。冷えやむくみ、疲れ、重だるさ。そして、歩くことや足そのものに、以前とは違う変化を感じることもあります。

だからLYKKEのフットケアも、「塗る」だけではなくなりました。

塗る。履く。包む・温める。動かす。

毎日の暮らしの中で自分の足に目を向け、トラブルが起きてからではなく、その前からいたわる。一本のバームから始まった研究は、「年齢とともに変わる足を、どうケアしていくか」という、さらに大きなテーマへ進んでいます。

「足のケアも、スキンケア。」が当たり前になる文化へ

アメリカで、ひとりの女性のかかとの悩みから始まったクラックドヒールバーム。約10年をかけて生まれた一本のバームは、2014年に日本へ渡り、そこからさらに12年、日本の暮らしの中で育てられてきました。

処方を磨き、サイズを考え、香りをつくり、塗り方やマッサージ方法まで。私たちが追い続けてきたのは、単に「よい商品をつくること」ではありません。

顔を洗ったらスキンケアをする。髪を洗ったらトリートメントをする。そんな当たり前の習慣と同じように、足にも毎日ケアする習慣があっていい。

乾燥してから、硬くなってから、歩きにくさを感じてからではなく、その前から自分の足をいたわる。年齢とともに変わっていく足だからこそ、毎日の小さなケアを積み重ねていく。

それが、これからLYKKEがつくりたいフットケアです。

私たちの挑戦は、まだ終わっていません。一本のバームから始まった物語を、「足のケアも、スキンケア。」が当たり前になる文化へ。そして、これからも自分の足で歩くことを楽しめる未来へ。

Happiness begins at your feet.